ご挨拶

このたび、第2回日本脳神経内科血管治療研究会（JSVIN 2020）を、2020年9月21日（月・祝）大阪国際会議場で開催させていただきます。当番世話人を拝命いたしましたことを、心よりお礼申し上げます。
急性期脳梗塞に対する血栓回収療法が急速に普及し、脳血管内治療を志す内科医が年々増加しております。そのような医師たちが、脳卒中に関する症例検討や情報交換を内科的視点で討論するため、年1回の講演会・勉強会を開催してまいりました。2009年から2014年まではFighting Vascular Event in Kobeとして年1回神戸で開催され、2016年から2018年まではNeuro-Endovascular Therapy and Interventional Neurology （NET-I）研究会として、順に神戸、東京、福岡で開催され、毎年100名以上の参加者が集い、熱い議論を繰り広げて参りました。そして2018年11月に日本脳神経内科血管治療研究会（Japan Society of Vascular and Interventional Neurology：JSVIN) が発足し、第1回研究会が大阪で開催され、200名近くの参加者により、これまで以上に熱く深い議論が交わされました。
今回も、最先端の話題を特別講演で存分に勉強して頂き、そして症例検討を中心とした一般演題で充実した議論を戦わせて頂ければと思います。そして研究会の後には懇親の場も企画いたしますので、さらに熱いハートを交わし合い、エネルギーをチャージして明日からの日々の脳卒中診療の活力源としていただければ幸いです。
最後に、本研究会を通じて全国で一人でも多くの脳卒中患者さんの転帰改善に貢献できることを祈念しております。